アメリカの強い通貨を主張するのに対し、
ドル高を歓迎する地域と歓迎しない地域がはっきりと分かれている。
今の為替は実に不自然な動きをしている。
状況的に、どう考えてもドル安になりそうな気がするが・・・
先日の欧州金利利上後の会見で、トリシェECB総裁は、
異例ともいえる発言である(本音とは反対)「強いドルは米国の国益だ」と言明。
また、金融政策スタンスとして、ノー・バイアスとしたことで、
市場が期待していた、追加利上げが今年中に無いこと示唆したため
一時的なドル高になっているようです。
「強い米ドル」と何度も口先発言するのはいいけど、
弱体化しつつある米国経済事情ははっきりしていること。
はて、このドル高もいつまで続くことやら?
・気になるデータ
日本の使用資源輸入額(対名目GDP比)は石油ショック当時6%だった。
第三次石油ショックと言われる現在、なんと5%台まで上昇しているのだ。
この数値は資源輸入大国である日本の大変危険な状況を表している。
そんな状況を解決すべく、洞爺湖サミットで、
原油・食料高騰に環境問題が話し合われるのだが、
今日は各国の本音がぶつかる、G8の力量も問われる日です。
投機筋らに足下を見透かされないよう、
なんとか解決へ向かう具体案を出していただきたい。